長寿科学振興財団助成「IISEセミナー「英国におけるデジタルヘルス:電子的共有が進む終末期の希望や情報」

ウェブサイト https://www.kokuchpro.com/event/a8309aa1766aa3d5280bbfb3893c9ab5/
会期 2023年6月20日(火)14:30~15:30
会場 Zoomウェビナー(日英同時通訳あり)
内容・講師

高齢化が進み、医療ニーズが高まる中、英国においては、ヘルスケアの仕組みの変革が続いています。デジタル化は、変革の大きな柱のひとつであり、その取り組みは多岐にわたっています。英国では、終末期の希望や情報を関係者間で共有するACP(アドバンス・ケア・プランニング)の普及が進むとともに、それらのデータを電子的に共有するElectronic Palliative Care Coordinating Systems (EPaCCS)が導入され、効果をあげています。

 EPaCCSは、ケアに関する人々の話し合いからさまざまな情報を取得して共有する手段であり、その目的は、その人のケアに携わるすべての専門家が、その人の好みや希望、個別のケア計画の変更などの最新情報に確実にアクセスできるようにすることです。

 本ウェビナーでは、EPaCCSの導入当時からご研究をされているリーズ大学のマシュー・アルソップ先生をお招きし、英国の高齢化、ヘルスケア政策、ACPやEPaCCSの動向についてお話いただきます。日本ではACPの導入自体が遅れており、英国のような仕組みを導入するために何が必要であるかを議論できればと思っております。

 なお、本ウェビナーは、公益財団法人長寿科学振興財団「令和5年度 長寿科学研究者支援事業 長生きを喜べる長寿社会実現研究支援」からの助成を受けています。

参加費

無料