食支援関係
発表年 | 演題名 (抄録リンク) | 主体 | 内容 | 関わった 主な職種 | 注目ポイント |
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28th大会 2017年 |
繰り返す誤嚥性肺炎で禁食となるも、多職種連携で全量経口摂取が可能となった症例 | 歯科医師 | 食支援 | 家族 主治医 ケアマネジャー (介護支援専門員) 介護職員 |
ケアマネジャーを通じて(通所)施設職員と連携 |
28th大会 2017年 |
嚥下補助器具を用い多職種が連携して摂食嚥下機能を改善した症例 | 歯科医師 | 食支援 | 介護職員 | 施設職員に協力を依頼した結果,勉強会の開催につながった点 |
28th大会 2017年 |
介護導入拒否家庭の窒息を繰り返す軽度認知症患者に対して訪問歯科診療を導入し継続的に訓練を行った一症例 | 歯科医師 | 食支援 | 言語聴覚士 | 歯科の主導でサービス担当者会議を開催して介護サービスを充実 |
29th大会 2018年 |
一歯科診療所での摂食機能療法の導入の試み | 歯科医師 | 食支援 | 管理栄養士 理学療法士 ケアマネジャー |
歯科診療所で摂食機能療法に取り組むにあたり,実践してきた内容 サービス担当者会議 |
29th大会 2018年 |
脳梗塞および進行性核上性麻痺を有する患者の食支援を多職種で行った一例 | 歯科医師 | 食支援 | 言語聴覚士 作業療法士 理学療法士 看護師 介護職員 管理栄養士 |
進行性核上性麻痺患者の食支援 |
29th大会 2018年 |
多職種協働と歯科治療の結果、摂食機能改善し介護老人保健福祉施設から在宅復帰した症例 | 歯科医師 | 食支援 | 言語聴覚士 介護職員 管理栄養士 |
介護老人保健施設における在宅療養に向けた支援 |
29th大会 2018年 |
精神発達遅滞の胃瘻造設患者に対し施設協力歯科医師および施設職員との連携により経口摂取へ移行できた症例 | 歯科医師 | 食支援 | 施設介護職員 協力歯科医師 |
初めて摂食嚥下障害患者の直接訓練を行う施設職員への対応 嚥下カンファレンス |
29th大会 2018年 |
高齢者共同住宅の施設職員が連携して嚥下障害の対応に取り組み経口摂取可能となった一例 | 歯科医師 | 食支援 | 介護職員 | 管理栄養士不在の施設において市販介護食のレトルト食材を活用 歯科から施設職員への教育・啓蒙 |
30th大会 2019年 |
多職種による摂食嚥下勉強会【「食」を支える会】の設立と活動報告 | 歯科医師 | 食支援 | 言語聴覚士 理学療法士 訪問看護師 管理栄養士 介護職員 |
地域で勉強会を毎月継続開催することで参加人数および職種が増加 |
30th大会 2019年 |
在宅胃瘻患者に対し、他施設と連携して一部経口摂取可能となった症例 | 歯科医師 | 食支援 | 施設主治医 リハビリテーションスタッフ |
家族の介護力を考慮したリスクマネジメント 複数の介護施設サービスの特性を利用 |
30th大会 2019年 |
在宅における食事環境の設定と多職種連携の重要性 | 歯科医師 | 食支援 | 家族 ケアマネジャー デイサービス職員 訪問医師 |
病状理解困難な家族のことを考慮した対応 |
30th大会 2019年 |
多職種協働により「食べる」「しゃべる」支援を行った在宅訪問診療の一症例 | 歯科医師 | 食支援 | 家族 ケアマネジャー 訪問看護師 デイサービス職員 |
居宅において診療の記録とサービス担当者会議を利用した多職種連携 |
31st大会 2020年 |
進行性核上性麻痺患者に対する摂食嚥下リハビリテーションを行った一症例 | 歯科医師 | 食支援 | 施設嘱託医師 訪問歯科医師 歯科衛生士 施設職員 家族 |
進行性核上麻痺患者の病状の変化に合わせた対応 摂食嚥下関連医療資源マップの活用 |
31st大会 2020年 |
多職種連携により一部経口摂取が可能となった一例 | 歯科医師 | 食支援 | 家族 老人保健施設職員 ケアマネジャー デイケア職員 言語聴覚士 理学療法士 |
カンファレンスの重要性 (施設退所時カンファ,および居宅における定期的なカンファ) |
31st大会 2020年 |
誤嚥性肺炎後に胃瘻造設となった入院患者が、在宅往診、外来受診へ移行し経口摂取を再開した一例 | 歯科医師 | 食支援 | 主治医 言語聴覚士 管理栄養士 |
入院中の病院から在宅,さらに外来と継続して食支援 |
31st大会 2020年 |
多職種連携を行い,栄養状態の改善が得られた症例 | 歯科医師 | 食支援 | 家族 主治医 看護師 栄養士 |
ミキサー食を拒否する患者の食上げを行う際のリスク管理 |
31st大会 2020年 |
訪問診療にて摂食嚥下障害患者に対し多職種連携で介入を行い摂食嚥下機能および栄養改善に寄与した一症例 | 歯科医師 | 食支援 | 訪問医師 訪問看護師 言語聴覚士 訪問介護職員 デイサービス職員 |
サービス担当者会議 対面と連絡帳および電話で連絡 居宅とデイサービスにおける食形態の確認 介護士への調理指導 |
31st大会 2020年 |
脳出血後の胃瘻増設患者に対して病院から在宅へシームレスな連携により経口摂取を維持できた一症例 | 歯科医師 | 食支援 | 家族 病院医師 言語聴覚士 在宅医師 ケアマネジャー |
主介護者(妻)の吸引で咽頭残留が除去できることを確認して経口摂取を実行したリスクマネジメント |
31st大会 2020年 |
頸髄損傷の患者に対して多施設・多職種介入により摂食機能の維持が行えている一症例 | 歯科医師 | 食支援 | 病院医師 地域医師 歯科主治医 訪問看護師 訪問リハビリ職員 |
摂食嚥下担当歯科医師および多職種の連携 歯科主治医が義歯の調整・管理を確実に実施 |
31st大会 2020年 |
在宅での薬剤の形態調整、服薬指導によりQOLの改善をみたパーキンソン症例 | 歯科医師 | 食支援 | 家族 医師 ケアマネジャー 訪問看護師 |
パーキンソン病の服薬支援を含めて対応 |
32nd大会 2021年 |
地域歯科クリニックと病院とがシームレスに連携し、食支援を行った事例 | 歯科医師 | 食支援 | ケアマネジャー 言語聴覚士 デイサービス職員 |
ケアマネジャーを中心として,デイサービスの他職種と連携 |
32nd大会 2021年 |
AHN導入終末期患者で、多職種と連携しながらナラティブなアプローチで経口摂取の可能性を検討した症例 | 歯科医師 | 食支援 | ケアマネジャー 介護職員 |
在宅でVF・VE評価が出来ないケースにおけるナラティブな対応例 |
32nd大会 2021年 |
地域共生社会における老々介護へのシームレスケアの提供に困難さがみられた1例 | 歯科医師 | 食支援 | 在宅医 ケアマネジャー |
急な多職種介入により,意図せぬ弊害が生じる可能性 |
32nd大会 2021年 |
訪問看護師との連携により在宅訪問診療にて経口摂取が可能となった一症例 | 歯科医師 | 食支援 | ケアマネジャー 訪問看護師 |
ケアマネジャーおよび訪問看護師と会議を実施 |
32nd大会 2021年 |
摂食嚥下リハビリテーション介入によってサルコぺニアの進行予防が可能であった症例 | 歯科医師 | 食支援 | ケアマネジャー 理学療法士 言語聴覚士 |
歯科から複数の他職種に依頼して,多角的視点で関与 |
32nd大会 2021年 |
摂食機能療法専門歯科医師としてかかわった特別養護老人ホームでのミールラウンド | 歯科医師 | 食支援 | 嘱託医師 看護師 管理栄養士 介護福祉士 社会福祉士 |
ミールラウンドの例 |
32nd大会 2021年 |
嚥下恐怖を訴えた患者に対し嚥下障害の原因を明らかにし支援した1症例 | 歯科医師 | 食支援 | 医師 管理栄養士 医療ソーシャルワーカー |
複数の医療機関を受診していた患者の診断名を,医療ソーシャルワーカーに介入してもらって整理 |
32nd大会 2021年 |
多職種カンファレンスにて薬剤性嚥下障害を指摘した2例 | 歯科医師 | 食支援 | 薬剤師 | 薬剤師との連携の重要性が示唆されたケース |
32nd大会 2021年 |
クモ膜下出血発症後の患者において、退院後の在宅療養に関わり経口摂取を多職種と可能にした事例 | 歯科医師 | 食支援 | 医師 看護師 言語聴覚士 |
医科のVFに同席することで対応した症例 |
28th大会 2017年 |
誤嚥性肺炎を繰り返す高齢者が外来から訪問診療へ移行し多職種連携により栄養状態を回復した症例 | 歯科医師 | 食支援 シームレス |
訪問看護師 ケアマネジャー 言語聴覚士 |
大学病院の症例であるが,診療所の参考になる |
29th大会 2018年 |
人工栄養を拒絶して退院し経口摂取による4年間の在宅療養と看取りをサポートしたパーキンソン病患者 | 歯科医師 | 食支援 シームレス |
病棟主治医 訪問医師 言語聴覚士 管理栄養士 |
入院中から在宅における看取りまで継続した食支援 退院時カンファレンス |
29th大会 2018年 |
在宅療養が困難となっていた誤嚥性肺炎を繰り返す患者に対し多職種で連携し在宅療養が可能となった一症例 | 歯科医師 | 食支援 シームレス |
担当者会議 家族 ケアマネジャー デイサービス職員 |
病院から在宅までシームレスな介入 サービス担当者会議 |
29th大会 2018年 |
重度嚥下障害患者に対し要望を勘案してリハビリテーションを行った一症例 | 歯科医師 | 食支援 シームレス |
介護職員 | 介護老人保健施設から在宅への移行まで関わっている 施設における緊急時の対応について確認を行っている |
28th大会 2017年 |
脳梗塞後にPEG管理となった咽頭腫瘍術後患者に対する訪問嚥下診療 | 歯科医師 | 食支援 終末期 |
主治医 在宅主治医 ケアマネジャー 言語聴覚士 理学療法士 |
亡くなる直前まで経口摂取を継続 |
29th大会 2018年 |
看護小規模多機能と在宅主治医と連携し、在宅看取りに関わった進行性核上性麻痺の一例 | 歯科医師 | 食支援 終末期 |
在宅主治医 施設看護師 |
看取り段階における歯科の関わり |
31st大会 2020年 |
多職種連携により経口摂取を継続することができたレビー小体型認知症患者の一症例 | 歯科医師 | 食支援 終末期 |
家族 主治医 訪問看護師 地域訪問歯科 消化器内科医師 |
レビー小体型認知症患者を在宅療養から入院で看取るまで支援 |
31st大会 2020年 |
摂食嚥下障害を有する進行性核上性麻痺患者に対して人生最終段階まで口腔健康管理を行った一症例 | 歯科医師 | 食支援 終末期 |
家族 施設介護職員 胃瘻造設医 |
進行性核上性麻痺患者の口腔健康管理を終末期まで実施 |