口腔機能低下症は、お口の機能が弱っている病気です

歯科医院で検査ができる病気「口腔機能低下症」とは?

「口腔機能低下症」とは、加齢などによりお口の機能が低下し、食べることやしゃべることなどに支障をきたす“病気”で、
歯科医院での指導や管理が必要になります。
口腔機能低下症は、『お口の乾燥状態』『清掃状態』『舌やくちびるの運動機能』『噛む力』『舌の力』『飲み込む力』『食事を噛み砕く
力』など、それぞれの症状や状態が関連しているため、歯科医院で検査し、総合的にみて病気かどうかを診断します。

図:口腔機能低下症の診断要素(飲み込む力、モノを噛み砕く力、お口の乾燥状態、舌やくちびるの動き、お口の中の清掃状態、噛む力、舌の力)を総合的に評価し、歯科医院で検査・診断

「口腔機能低下症」は診断名がつく病気です!

口腔機能低下症は、
歯科医院で検査・診断ができます

「口腔機能低下症」は病気なので、血圧等を測るように、検査機器などを使って簡単に
検査し、歯科医院で診断をしてもらえます。
保険が適用されるため、安価な費用で検査を受けることができます。

耳鼻科で聴力検査ができるように、
歯科医院でお口の機能の検査ができます!

「口腔機能低下症」
の検査は以下7項目です!

1. 口腔衛生状態不良(こうくうえいせいじょうたいふりょう) 舌苔(ぜったい)とよばれる舌のよごれの付着度を見て清潔度を検査します
2. 口腔乾燥(こうくうかんそう) お口の中の水分量を機器等を使用して検査します
3. 咬合力低下(こうごうりょくていか) 検査機器や残っている歯の数などで噛む力を測定します
4. 舌口唇運動機能低下(ぜつこうしんうんどうきのうていか) くちびるや舌の動きを測定します
5. 低舌圧(ていぜつあつ) 舌の力(舌圧)を測定します
6. 咀嚼機能低下(そしゃくきのうていか) グミゼリーを噛んで噛み砕く力を検査します
7. 嚥下機能低下(えんげきのうていか) 質問用紙にお答えいただき判定します
口腔乾燥の検査
低舌圧の検査
咀嚼機能低下の検査

「口腔機能低下症」が進行する前に、歯科医院で検査を受けて、
お口の機能を維持していきましょう!

口腔機能低下症と
診断されたら?

「口腔機能低下症」と診断されても、歯科医院で保険適用の指導
と管理を継続的に受けられます。

適切な歯科治療とトレーニングなどを行うことで、お口の機能を維
持し、衰えを防ぐことができます。

図:口腔機能低下症の診断要素(飲み込む力、モノを噛み砕く力、お口の乾燥状態、舌やくちびるの動き、お口の中の清掃状態、噛む力、舌の力)を総合的に評価し、歯科医院で検査・診断

お口の機能トレーニングの一例

ガラガラうがい、舌回し、舌ブラシ清掃、パタカラ体操、だ液腺マッサージなど…

ガラガラうがい。目的: くちびる・頬の筋力
だ液腺マッサージ。目的: だ液分泌
パタカラ体操。目的: 舌の動き、唇・頬の筋力、だ液分泌

日本老年歯科医学会について

日本老年歯科医学会は、日本における老年歯科学・高齢者歯科学を担う諸分野の総合学会です。
会員相互及び内外の関連学会との連携協力を行うことにより、会員の老年歯科医学に関わる研究ならびに会員の知識の普及に貢献するとともに、それにより高齢者の保健・医療の進歩・発展を図り、わが国の学術の発展と国民の福祉に寄与することを会員共通の目的として事業を行っています。