第30回日本老年歯科医学会学術大会
大会長 米山 武義
(米山歯科クリニック 院長)
2019年6月6日(木)から8日(土)にかけて仙台国際センターにおいて、「食べる力を支える老年歯科医学」というメインタイトルで、第30回日本老年歯科医学会学術大会を開催いたします。
特別講演1は、ドイツ グライフスバルト大学 主任教授 Thomas Kocher先生に"The oral situation of German seniors from an epidemiological perspective"についてご講演いただき、特別講演2では、東京クリニック 副院長、日本バイオセラピー研究所所長 照沼裕先生に「がん治療における口腔管理の重要性」についてご講演いただく予定でおります。
一方、今回は日本老年学会を構成する7学会で合同シンポジウムを開催いたします。このうち全部で14テーマのうち、本学会からは10のテーマのシンポジウムに演者が出て、積極的に他の学会との交流を図り、「食べる力を支える老年歯科医学」のテーマに沿って、歯と口腔の機能の重要性についての認識を深めたいと思います。
大学関係者だけでなく、開業歯科医師、歯科衛生士、学生さんにとって参加してよかったと思えるプログラムを多数用意しております。さらに2年に一度の老年学会(合同学会)との共催メリット、すなわち1つの学会の参加費で他の6つの学会にも参加できるという機会を大いに利用していただき、他の学会の研究および臨床の最前線、社会的活動を知っていただきたいと思います。東北、仙台の地で多くの皆様とお会いできることを心からお待ちしております。